≪ 味わい ≫
酸が優しくてもミネラル感ははっきりとあり、収量の低さがもたらす凝縮した味わいを感じられます。アカシアやスイカズラなどの南仏のワイン特有の白い花の清楚なアロマと同時によく熟した果物のニュアンスを感じられる１本です。
≪ 生産者 ≫
ドメーヌはモンペリエから西へ約70kmのベダリュー村に所在。当主のヴァンサン・ボナル氏は2012年より所有する6haの畑でオーガニック栽培を始め、2015年にはエコセール認証を所得予定。ビオディナミ農法に用いられるプレパラシオンも使用しているが、デメテール所得の予定は無し。標高250〜450mに達する過酷な環境の畑で、収穫期以外は全ての作業を彼一人でこなす。その理由は、畑とワインの相関関係を知り、自分のワイン造りの全てを把握したいから。「骨の折れる畑で造られたワインのほうが、より良いワインが出来ると思った。」とヴァンサン氏は答える。
